『善と悪の生物学(下) 何がヒトを動かしているのか』(ロバート・M・サポルスキー)
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発行:2023
上巻で進化学・脳科学・神経科学を駆使して人間の行動を探り、下巻では<我々>と<彼ら>をペースに人間の行動を探る。トロッコ問題や道徳の話も出てきて、それに対してホルモンや脳はどういう反応を示すか、などにつながっていく。で、最終章の「戦争と平和」に至る。
けど、そこまでいろいろと積み重ねてきたものの、それらが最後に結実する、という感じではなかった。
上下巻あわせて1年半の期間をかけて読了できたのは嬉しい。
20250824